片付け術の基本は「断捨離」
片付けの基本は、多機能インテリアや整理収納術でもなく、魔法のような100均リメイク術でもありません。
部屋からムダな物をなくす、「断捨離」が基本です。カルチャースクールに通って、整理収納術を学んだり、インテリアのコーディネート術を身につけるなんて遠回りです。
ただひたすら、いらないものを捨てるだけ。モノに溢れた現代、家の中に数千個のモノがあるとされ、効果的に片付けを行うには「モノを捨てる」が必須です。ここでは、断捨離のコツをご紹介していきます。
カルチャースクールやワークショップに通わなくても大丈夫!
思い出の物は後回し!捨てやすい物から挑戦
時間・気が取られやすい写真や手紙の処分は後回しにします。意気込んで片付けに挑んだのに、気付けば思い出のアルバムや文集を2時間も読みふけっていた、なんてことは心当たりないですか?とりあえず後回しです。
まずは捨てやすいものからチャレンジしましょう。服・靴がおすすめです。サイズが合わなくなって物理的に着られない、袖や衿がボロボロになっているなど、明確に「捨てる理由」があるものから取りかかるのが手っ取り早いです。
捨てるスピードが上がれば、前述の難しい思い出アイテムも捨てやすくなるので、それまでは「捨てる経験値」を溜めましょう。
書類や本、雑誌に取りかかる
次に、服をあらかた捨て終わったら、書類を捨てましょう。家電製品のマニュアル、お子さんの学校のお便りなど、捨てるものはたっぷりあります(家電の保証書は捨てずにまとめておきましょう)。紙は意外とかさばります。
写真に撮って済むものであれば、デジカメやスマートフォンで撮影して、PCに残したらどんどん捨てましょう。
雑誌・本も、役割を終えたものからどんどん捨てます。気に入る記事があれば、切り抜いておけば良いですが、いずれ見返さなくて結局全部捨てることになります。でもこれは儀式のようなものなので、一度体感してみてください。
まとめ
他にも、CDはPCに取り込んで、オークションやリサイクルショップに売却したり、映像・写真も全てデータ化して、お気に入りだけ置いておくというのが最適です。片付けられない原因は、「捨ててないから」だけです。
カルチャースクールに通って整理収納術や100均リメイク術を学ぶのは、「断捨離」が終わった後の、「理想の部屋作り」に必要なコツ・テクニックです。お気に入りのインテリアを購入するのは、捨てた後。
開拓の終わってない土地にいくら種を蒔いても芽が出ないように、ちゃんとした土壌・土台造りを行った後で、お部屋つくりを行うようにしましょう。
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