家具・インテリアには個別の収納法がある
インテリア・家具には、それぞれ特徴・特性が異なり、それぞれ別々の整理収納方法が存在します。いくら100均リメイク術に長けていたり、カルチャースクールで小手先の片付け方を身につけたところで、所詮は付け焼き刃です。インテリアや家具それぞれの特性を把握した上で、整理収納法を身につけていきましょう。
特にタンスやクローゼットなど大きい家具は、その収納力から詰め込んでしまいがちですが、ひとつひとつ性格・系統が異なり、当然収納方法も変わってきます。
大きい家具の整理収納が習得できるオンラインカルチャースクールとして、まずその個性と整理収納法を一緒に学んでいきましょう。
作り付け家具の代表格・クローゼット
その大きな収納力、全開にできる扉が災いして、つい物をどんどん放り込んで物置にしてしまいがちなクローゼット。
しかし、特性を把握すればお家の整理の強い味方となります。特徴として、上下の空間、奥行きなど上手に使わなければデッドスペースが増えがちな点が挙げられます。意外と奥行きがあるので、衣類をかけるバーの奥につっぱり棒を追加しましょう。
また衣類の丈を揃えると、下の空間の確保にも繋がります。つっぱり棒に加えて、100均リメイク術の定番アイテム、ボックスやカゴ、トレイで隙間を活用。収納ケースはキャスターつきにすれば、使用頻度の高い物の便利さが飛躍的に向上します。
日本伝統の収納・押し入れ
作り付けでありつつ、クローゼットよりも大きな収納力を誇る押し入れ。特性としては、上段・中段・下段と分かれており、使用頻度や重量に応じて収納するのがおすすめ。特に下段は普段よく使うものを中心に。
キャスターつきのカラーボックスなどが扱いやすいです。反対に季節のものは上段に。布団や来客用シーツ・ざぶとんなどは広い中段に入れることが多いですが、大きさを揃えて収納することでこれまでは得られなかった空間を確保できるので、畳み方や積み上げる順番を工夫してみましょう。カラーボックスなどは、透明のものにすれば中身が分かりやすくてグッド。
まとめ
カルチャースクールや雑誌の特集など、安易な収納テクニックや100均リメイク術に頼るのではなく、家具の特性を知るという基礎・土台を積みあげた上で整理収納にいどむことをおすすめします。
先述の布団のように、衣類は畳み方次第・しまい方次第で、引き出しや衣装ケースのスペース確保に大きな差がでます(たとえば、水平に積むよりも、縦に並べた方が、見やすくて一着でも多く収納できます)。
そういった、収納や片付けのテクニックと、基本的な家具や収納の特性・知識をともにおさえつつ、整理収納エキスパートへと成長していきましょう。
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